たまには笛の話なぞ

近々バスフルートを人前で吹く予定があるので、よっこらしょっと
組み立てて自宅で息を吹き込んでいた。日ごろ高音ばかり
耳に馴染んでいる私にとって、低音の笛の音は非常に新鮮で
まるで「麒麟です」とささやかれている気分。(お、この例え
かなり事実に近い。本当にそんな感じの音のフルートなので)

(mixiから来た方には、プロフィール写真をアルトからバスに
替えたので、ぜひご参照あれ。写真タイトルは「親子で川の字」)

しかし豊かで朗々とした音色はともかく、大きなフレーズを
吹こうと頭の中でイメージしたところまで…息が続かない…
日ごろのスタミナ不足を痛感…本番までに何とかしなくては、と
焦る中で、ちょっと気分転換に、と普通のフルートに持ち替えて
同じ譜面を吹いてみると…めっちゃいい感じ(笑)当然楽器も
軽いし、フィンガリングも軽快。口の周りの程よい力の抜け加減と
緊張感のバランスも、バスを吹いた後の方が心なしか良い
気がする。アルトを吹いた後はそんなでもなかった気がするけど。
どれどれ、と調子に乗った私は次にピッコロにも手をつけていた。
こちらは…うーん、イマイチ芯を捕らえるのに時間がかかった。
そうこうしているうちに「早くバスに戻して真面目に譜面をさらい
なさいね」と頭の中の天使がささやき始める。一方では
「ウヒヒヒ、そういう遊び心がいい音を作るのさ」などと悪魔の声。

そのうち、「おかあさん、おやつまだー?」と子どもの声が。
この一言に戸棚に入っていたキャラメルコーンの存在を思い
出して、さっさと楽器を片付けてしまった私。どうやらこの最後の
一声が最強の悪魔らしい。

| | コメント (5) | トラックバック (0)